代表プロフィール

はじめまして。ゆい社労士事務所の池澤美穂です。

 

私は社会保険労務士として約10年間、つくば市の社会保険労務士事務所に勤務し、主に障害年金の仕事に携わってきました。令和8年3月、これまでの経験を生かし、阿見町でゆい社労士事務所を開業しました。

 

私が社労士を目指したのは、人が自分の人生をよりよく生きていくためには、その人自身の努力だけではなく、仕事や生活を取り巻く環境を整えることも大切だと考えたことがきっかけです。

 

仕事は、人生の中で大きな時間を占めるものです。仕事にやりがいや働きがいを感じられることは、その人が自分の力を発揮し、自分らしく生きていくことにもつながると思っています。

 

そのため、キャリアコンサルタントや産業カウンセラーの学びを通じて、人の気持ちやキャリアについて考えてきました。

 

一方で、どれだけ本人に意欲や能力があっても、労働環境や制度が整っていなければ、その人らしく働くことは難しくなります。

そこで、働く人を大切にしながら組織をよりよくしていこうとする経営者を支え、働く人の環境を整えることのできる社会保険労務士という仕事に魅力を感じるようになりました。

 

そして、社労士業務の中で、私が特に長く携わってきたのが障害年金です。

 

障害年金の相談では、その方がこれまでどのような人生を歩んできたのかを伺います。

病気や障害によって何が変わったのか。日々の生活でどのようなことに困っているのか。どのような支えを受けながら生活しているのか。支えてくれる人はいるのか。

お話を伺いながら、その方のこれまでの経過を整理していくことは、障害年金の手続きにおいて大切なことの一つです。

 

私は、障害年金の手続きには、これまでを振り返るだけでなく、これからの生活を考えるきっかけになる面もあると考えています。

 

障害年金は公的な制度であるにもかかわらず、まだ十分に知られていません。制度を必要としている方が、知らないという理由だけで支援につながれないこともあります。

そのため、必要な方に必要な制度が届くようにすることも、社会保険労務士の役割の一つだと考えています。

 

私自身も、これまでの人生で、誰かに助けてもらった経験があります。

うまくできないことがあったり、自分を責めてしまったりしたときに、声をかけてくれる人や、手を差し伸べてくれる人がいました。

その経験から、人は一人で変わるだけではなく、人との関わりや環境によって、少しずつ変わっていくことがあるのだと思うようになりました。

 

だからこそ、相談に来てくださる方とは、専門家と依頼人という立場の違いはあっても、一人の人間として対等に向き合いたいと考えています。

その方が何を感じ、何を考え、どうしたいと思っているのかを大切にし、意思や選択を尊重することを心がけています。

 

人には、家族や友人にも話しにくいことがあります。病気や障害について話すことに、勇気が必要な場合もあります。

だからこそ、私に話してくださったことを大切にし、その方のお話を丁寧に伺うことを心がけています。

 

また、一人では行政手続きや書類の準備が難しい方には、必要に応じてこちらから働きかけながら、手続きを進める方法を一緒に考えていきたいと思っています。

 

ただし、私は、すべての問題を解決できるわけではありません。

障害年金の結果そのものを私が決めることもできません。

だからこそ、私にできることとできないことを踏まえたうえで、社会保険労務士として必要な手続きを丁寧に行い、その過程については責任を持ってお付き合いすることを大切にしています。

 

「この手続きをしてよかった」と思っていただけるように、依頼者の方の立場から考え、できることを一つひとつ積み重ねていく。

その手続きをきっかけに、その方の生活について考える余裕が少し生まれたり、これからの選択肢を考えるきっかけになったりするのであれば、それは私にとっても嬉しいことです。

 

人は、誰かに助けてもらった経験を、また別の誰かとの関わりの中で生かしていくことができるのだと思います。

私自身も、これまで人との出会いや関わりの中で多くのことを学んできました。

その経験を、これから相談に来てくださる方との仕事に生かしていきたいと思っています。

 

最後に、少しだけ私自身のことを。

 

私は、人の話を聞くことが好きです。

その人がどのような人生を歩んできたのか、何を好きだと思い、何を大切にしているのか。話を聞きながら、その人の人生を自分の中で想像することが好きなのだと思います。

 

映画も好きです。作品の世界に入り込みすぎて、隣にいる人の声が聞こえなくなることがあるくらい、何かに没入するタイプです。

 

そして、18年10か月を一緒に過ごした愛猫がいました。

私にとって、猫は飼い猫というより相棒でした。

一緒に昼寝をしたり、夜に布団の中で過ごしたり。何も話さなくても、ただ一緒にいるだけで安心できる時間がありました。

その猫との時間を通して、沈黙や「間」の大切さ、そして、何かをしてあげるのではなく、ただそばにいることの意味を教えてもらったように思います。

今でも、その時間は私の中に残っています。

人の話を聞く仕事をするうえで、そこで感じたことをこれからも大切にしていきたいと思っています。

 

社会保険労務士として、必要な制度や手続きをわかりやすくお伝えし、一人ひとりの状況に合わせて、できることを一緒に整理する。

そんな仕事を、これからも丁寧に丁寧に続けていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

ゆい社労士事務所

池澤 美穂